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​世界観など

SPOT

 

「零度地点」

数世紀続いた大国間魔法戦争の影響で生まれたとされる、大地に空いた大穴。その底には様々な別世界へと”転移”することの出来る時空の歪みが確認されており、蜃気楼のように浮かんだ様々な異世界の断片的な景色を見ることが出来る。別世界への入り口はいずれも数時間〜数日で閉ざされてしまうことが知られており、それまでに専用の機械を用いた特殊な方法で接触することで転移が可能となる。大穴の中は魔力の存在が極めて濃く、様々な被害が報告されているような非常に危険な地であるが、転移先の世界でしか得られない希少な品々も数知れないために命知らずの冒険家が集まっている。

 

「酒場」

零度地点の側に人が集まるに連れて自然と生まれた飲屋街。大概は宿泊施設も兼ねており、数多の冒険家が集う。零度地点から先の情報や探索に関係した依頼などが張り出されることも多く、情報交換の場としても機能している。冒険家達が零度地点の情報を得るのも、冒険に出るための仲間を見つけるのも、基本的にこの酒場である。

 

「工房」

別世界へ転移するために必要な特殊装甲飛空挺、通称”魔導ギア”を始めとする零度地点の探索に必要不可欠な道具が揃っているエリア。粗悪品を高値で売る商店から腕の確かな職人が業物を生み出すアトリエまで多種多様な店舗が並んでおり、その高い需要から活気に溢れた街並みが広がる。

 

WARP

 

「脱出トリガー」

時空の歪みは起こるべくして起こっているものである。転移先の世界において強力な魔物が暴れていることの影響、などが代表例として挙げられ、例えばこの場合には原因となっている魔物を無力化することで元の世界に帰ることが出来る。元の世界へ戻るためにはある程度限定された流れに沿って行動を取っていく必要があることが知られており、そうした条件は様々な形式で存在している。こうしたものをまとめて脱出トリガーと呼び、GMがその管理や情報開示を担当する。

 

「魔導ギア」

スチームパンクな風貌の小型飛空挺。これに乗り込み、魔力を溜めて零度地点に突っ込むことで別世界への転移が可能となる。後述するメインクラスのうち”メカニック”のキャラクターが所有あるいはレンタルして用いることが多い。脱出トリガーの内容なども解析が可能であり、魔導ギアと通信の繋がった携帯端末にトリガーや残り時間に関する情報が届けられる。脱出時には魔導ギアに乗っている必要は無く、どのような形で世界を脱した場合にも魔導ギアに乗った状態で元の世界へ帰ってくる。果たしてこれに乗ったPC達は物理的に異世界へと瞬間移動しているのか、あるいは肉体は終始魔導ギアの中にあって思念体としてのデータが転移先の世界に再構成されているのか等、よく分かっていない部分は多い。

 

「希少物品」

転移先の世界には希少な武具や素材、貴金属や魔導具などが存在するが、その回収はPCが各々のタイミングで行なっているものとする。ストーリー上言及しておきたい場合を除いて、GMは回収のひとつひとつを演出する必要はない。相当な高額で売れる物も含まれており、PC達が命がけで零度地点に挑む理由の一つとなっている。

■お約束■

 

PCやGM、2D6等の用語 ➡ ここでは説明を省きます。分からない場合は「TRPG 用語」等で検索をお願いします

使用ダイスと判定 ➡ 6面ダイスを使い、原則2D6+能力値で判定する

端数について ➡ 基本的に切り上げて処理するものとする

クリティカルの定義 ➡ 判定で2D以上振り、2つ以上の目が6であること

ファンブルの定義 ➡ 判定で2D以上振り、全ての目が1であること

どうしたらいいんだってなったこと ➡ GM中心に話し合って自由に解釈・決定して下さい

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