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Tips​

●セッションの流れ

基本的には「酒場で依頼を受ける」➡「異世界へ転移する」➡「脱出トリガーを順にクリアしていく」➡「異世界脱出=シナリオクリア」というのが大まかな流れになる。

 

●脱出トリガーの種類と解放するタイミング

トリガーといっても重大なイベントである必要は無く、「複数の情報収集を経て異世界の現状を理解する」「ボスの存在を知る」などのシナリオ的な経過点をトリガーとして扱っても構わない。要はシナリオが進行していることを明確に示す一指標に過ぎないため、自由に使って欲しい。解放するタイミングについては制限時間が三時間でトリガーが三つなので、開始一時間後に一つ目、開始二時間後に二つ目、開始三時間後に三つ目が解放される、というのが一応の基準となるだろう。当然トリガーの種類やシナリオ内での立ち位置にも大きく左右されるだろうから、それから大きく逸れるシナリオがあっても問題ない。

 

●三時間という制約について

世界観的には異世界に転移してからシナリオクリアまでの時間に制限があるというのが自然な形であるため、転移前のシナリオを細かく演出する場合はセッション時間が三時間を超えることが予想される。もし時間に余裕がなくこの問題を解決したいのであれば、GMの取れる策としては、特殊処理としてセッション開始時から三時間をリミットとする、転移後の時間制限を二時間半等に変える、転移前のシナリオを簡潔なもので済ませる、プレイヤーがキャラメイクやアイテム取得をしている段階で今回向かう異世界の情報などを流しておきそれを導入とする、などが考えられる。自由に運用してもらって構わない。

 

●多段式判定の目標とエネミーの体力の設定について

これらはプレイヤーがどれくらいの達成値あるいはダメージを出してくるのかを想定しなければ設定が難しいが、基本的には、多段式判定では「PC1人の1手番で平均9〜10の値を出してくる」、戦闘では「PC1人の1手番で平均10〜12のダメージを与えてくる」と想定しておおよその設定を行うといいだろう。また、戦闘回数は2回、戦闘の多いシナリオだとしても3回ほどが妥当だと思われる。

ここではGMがシナリオを作る際に役立ちそうな情報を扱う。

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